神戸発 腹ペコ通信

神戸を中心に、血糖値と財布の許す限り食べ散らかした日々。ほぼ日曜の朝発行。

カテゴリ: 辛口評価

2/11は孫のピアノ発表会で、清水まで移動しました。ランチは清水港にある「まぐろ館」という物販・食堂の集合したビルにある「清水港 海山」という店です。10軒近くのマグロ食堂が集まっており、館内にはいくつもの行列ができてます。僕と妻は混雑を避け行列の無い店に入りました。 以下は残念な結果になりましたが、あくまで僕の個人的感想です、念の為。

〇「花ちらし」(ミニちらしと桜海老のかき揚げ。1780円)
240211海山1
妻がこれを頼みました。ちらしは普通の丼にたまご・イカ・まぐろ赤身・甘海老が無造作に並んでいます。 華やかな「散らし」の趣を感じません。一方、桜海老のかき揚げはカリカリに揚がっており、口当たりがシャクシャクと愉しいものです。赤出汁にはワカメと甘海老の頭の出し殻だけが幾つか入っています。デザートには普通の杏仁プリンとマンゴーのゼリーです。

○「まぐろ三色丼」(天然まぐろの赤身・ねぎとろ・づけ。1780円)
240211海山2
僕はこれです。天然まぐろの三色といえば大トロ・中トロ・赤身と思いますが、そのつもりやったのに薄い赤身・味わいのないねぎとろ・香のないづけとガッカリです。あしらいの白髪大根、ねぎ、わさびも乱雑です。赤出汁・デザートは同じですがこれで1780円とは! わざわざ「天然」に釣られて期待したのは、店の写真を読み切れなかった僕の責任です。

 早々に退散しましたが店には行列が出来ていました。以前、淡路の寿司店で「大型店・派手メニュウ・大きい駐車場」は要注意と学んだ筈でしたのに…。今回もあくまで個人の感想です、絵が美味しそうになってましたらご免なさい。
何年か前に行った静岡市のまぐろ専門店を思い出しました。(腹ぺこ通信54参照)

                              哲

 大寒も過ぎ寒風が吹き始めた1/23、僕・妻・長男で淡路にドライブに行きました。
昼食は目当てのお店が臨時休業で、何となくこの「松葉寿司」としました。
駐車場もゆったりとし建物も三階立ての立派な店で、ちょうど昼時の終わりの時間です。
店頭のショウウインド、店内のパンフとメニュウも写真付きの豪華なものです。
以下のコメントは僕個人の感想でですので…。

長男は「淡路生さわら丼」(1980円)を選びます。
240123松葉寿司1
刺身・タレ丼・出汁茶漬けの楽しめる「ひつまぶし」のさわら版です。
最初の一口で「なんやこの飯!」というではありませんか。僕も口にしてみると
冷や飯を温め直したように香も味気もないまるで古米ではありませんか。
折角のさわらも台無しです。

妻は「淡路特選にぎり」(2420円)です。
240123松葉寿司2
これのすし飯もパラパラとした香気の無いものです。特選とあるのに地魚はなく
海老・タコ・鮪の類です。蒸し穴子が一本目立ってました。
淡路名産の瓦に盛られてますが食器用瓦ではなく本物の建材瓦だったのにも驚きました。

僕は「海鮮あなご一匹ちらし」(1980円)
240123松葉寿司3
これも大きなあなごが目を惹きますが、具材は平凡です。大ぶりの赤出汁付きです。
やはりすし飯はにぎりと同じ飯で1/3程は残しました。

当日は海が荒れて漁が無く、お米もいつもと違ったのを炊いたのでしょう・・・。
酒も飲まず〆て6380円、神戸のスーパーの方がましです。
今に思えば駐車場や店構え、メニュウなど観光客向けの店と気づけなかった
僕にも落ち度が!せっかく淡路まで来て高い授業料でした。
さて今夜は何でしょう・・・。
                      哲
【編集後記】
 1/23・24と長男の運転で淡路・徳島に一泊で遠足しました。生憎と天候が悪く雨風が強い日です。 今夜は「淡路三年ふぐ」が狙いで、翌日は「大塚国際美術館」が目当てです。車だと片道1時間半で行けます。途中で水仙峡や菜の花畑も楽しむ予定でしたが寒さと雨にたたられました。出足を挫かれましたが「淡路三年ふぐ」がたのしみです。

11/2(木)、久々に神戸を離れ、なんと蒲郡に来ました。三河湾に面した蒲郡クラシックホテルです。 由緒あるホテルらしく小ぶりながら城郭風の外観で内部は洗練された装飾が施されています。
今回は12名のツアーで近鉄の特急「ひのとり」と「しまかぜ」に乗るのが目的です。
さてディナーとなりメインダイニングに行きました。さすが豪華ですが平日なのでお客さんは 我々グループと他に少しの一般客だけです。 18:00の夕食開始とはツアーやからしょうが無いか、家より早いぞ。

フレンチのフルコース(10000円)のようです。
①オードブル
231102蒲郡CH1
 ・アミューズは鱧と舞茸のマリネはほんの一口なので残念。
 ・オードブルは鹿肉と名古屋コーチンのテリーヌ
  折角の鹿もコーチンもテリーヌになると僕には区別がつかん。

〇白隠元豆のスープとパン
 ・実に濃厚なスープです。パンはバゲット・南瓜・胚芽ロール。

②魚料理:白身魚と赤座海老のエチュベ(蒸し煮) アーリオオーリオ風
231102蒲郡CH2.
 ・殻付きの赤座海老は身が少なくて食べにくく、指を使おうとしたがフィンガーボウル
  がないので諦めた。
 ・魚は目鯛でこれも二口で終わり。何処がアーリオオーリオ風なんや。

*氷菓:蒲郡ミカンのシャーベット…すっきりとした甘さ

②肉料理:国産牛フィレ肉のカツレツ マッシュルームソース
231102蒲郡CH3
 ・魚料理の怒りを宥める柔らかさ、肉汁を身に留める火の具合(揚げ焼き)。
 さすがホテル名物。 但しマッシュルームの味は感じなかったけど。

③デザートとコーヒー
231102蒲郡CH4
 ・抹茶のテリーヌの優しい渋さに脱帽。バニラアイス他苺・キーウィ・ブルーベリー・       オレンジ…は切って並べただけ、無くても良かったくらい。
 ・コーヒーは器の絵が見事でした、最初のサービスプレートの絵も良かったよ。

 お酒は僕だけ赤・白・オリジナル日本酒で4600円の追加支払い。
何とこのホテルにはバーがない!有名なクラシックホテルやのに!無茶苦茶腹が立った!このホテルにはもう来ません!
                        
   哲

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211122東海軒1
211122東海軒2
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