急に気温が上がり始めた3/21(金)は妻が見つけた「串揚げ割烹 眞しま」 でディナーです。
場所は北野坂の南寄りを一本西に入った所にあり、まだ開店11カ月のピカピカのお店です。
幾つかのコースから「TAKUMI 匠」7600円を選びました。串揚げ9品の合間に和の皿が挟まれています。今週は前半・後半に分けて描いて行きます、ゆっくりお楽しみください。

①先付:茶碗蒸し 4種の前菜
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・温かくなってきたのにいきなりの茶碗蒸しに驚きましたが明石鯛の白子にアオサの餡が掛かったスタートに相応しい品です。
・4種の前菜は上から時計回りに「鯛肝旨煮」「こしょう鯛昆布〆」「チーズ明太豆腐」「春キャベツとシラスのお浸し」でどれも手の込んだ品です。若い大将の心意気を感じます。

②お刺身2種 サラダ
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・お刺身は気仙沼産本マグロの赤身と中トロと鹿児島産の「おじさん」の湯引き。マグロは熟成具合が丁度よく「おじさん」は皮目がコリコリして珍味です。「おじさん」は顎に髭のあるスズキの一種です。何と薬味には刺身醤油に追い鰹を浸し乾燥させた粉(自家製です)を添えてあります。忖度無しに言えば山椒か柚子粉で輪郭をキリッとさせたい所です。
サラダは新鮮な野菜を自家製マヨネーズに付けて楽しみます。

③旬の揚げ物
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・まず串種を一覧で…。上段左より芽キャベツ・鰆西京漬け・海老・海老パン・スティックセニョール
下段左に移って帆立貝柱・牡蠣・蛍烏賊の8種です。
④の絵では
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海老パン雲丹載せ:いきなり贅沢な串」「鰆西京漬け:揚げたの初めて、味噌味お見事」「スティックセニョール:柔らかな口当たり」「牡蠣:何と衣に割砕した柿の種を仕込んで歯触りに変化を付けてます」…。この辺りから串が手造り(?)の先割れ串と気づきました。牡蠣も生でなく下茹でしてるし、大将凝ってるやん。パン粉は肌理の細かい特注品と見ました。

⑤の絵は
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和歌山紀州うめ鶏、チキン竜田のミニバーガー:可愛い特製バンズ、 飾り串が綺麗」「帆立貝柱:ふむふむ、スライスアーモンドの衣と来たか」「蛍烏賊:これも柿の種衣で微かに醤油味」

はいこれで今週はお終い、はるかに期待を超える旨さです。手間・暇・工夫が嬉しいです。次週にご期待ください。
                              哲