朝夕は秋らしくなったのに昼はまだ30℃の10/05(土)の昼は「さかばやし」で54年ぶりの中学のクラス会をしました。少し寂しく参加者は9名です。この店は43号線に面した酒心館にあります。お昼の会席で「灘会席」(6500円)を愉しみました。女子はノンアル・男子は「福寿」を中心に昼飲み開始です。

10月は「丹波婦木農場の秋野菜」がテーマの会席となっています。
〇先付「小松菜と茸のお浸し」と前菜「旬菜盛合わせ」
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 先付は柿の木茸・榎木・菊花・塩昆布を和えた緩やかな一品。
 前菜は胡麻豆腐にイクラ・茹で落花生・鯛の子羹・薩摩芋・海老…  全部で10種ほど。

〇吸物「清汁仕立て 萩真丈」とお造り「旬魚二種盛り」
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 清汁には海老や銀杏の真丈と舞茸・芽葱・柚子の香りが一際です。
 お造りは戻り鰹と鯛で、元魚屋の同級生は意外と活きがええと感心
 しています。

〇煮物「とれたて野菜の炊き合わせ」と止肴「鴨ロース煮」
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 炊き合わせ
は薩摩芋・牛蒡・蕪・法蓮草・紅葉麩が薄味で上品
 に仕上げてます。
 止肴は柔らかな鴨ロースに焼き葱・スプラウト・レタスが添えられ
 丹波婦木農場の自家製醤油を掛けて食べます。とてもコクのある醤油
 です。

〇食事
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 食事は「自家製せいろ蕎麦」か「但馬の棚田米」を選べます。
 僕は蕎麦を選びました。よく締まった蕎麦に濃い目の汁で、ご飯は
 茸の佃煮・香の物・赤出汁付きです。

〇甘味は青梅のゼリーと二十世紀梨です。(絵はありません)

どのお料理も手ぬきなしの丁寧な仕上がりで十分満足できました。ノンアルはカクテル仕立てで女子も酔わないのに味わえ、オッサンたちはビールと「福寿」をそれなりに。飲み代込みで一人8000円で予算にぴったり納まりました。
幹事役のM君ありがとう、次は傘寿かな。それまでみんなお達者で…。
                           哲
【編集後記】
同級生の中に某大メーカーの社長X君がいて会の途中に僕が「普段はXと呼び捨てにされることはないやろ」と話を向けると「ほんまや、女性からもX君と呼ばれたことないわ」と少し嬉しそうに応えました。
54年が戻ったんやなと俺も嬉しくなりました。