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さて金沢のランチは、
「ホテル日航 ヨーロピアンキュイジーヌ  ラ・プラージュ」のフレンチです。
ここは最上階30Fにある眺望の素晴らしいレストラン。
黒を基調にした見た目も値段も高そうな設えです。
ツアー用のフルコースですが、通常のランチは5000円と8000円があります。
勿体を付けて、しずしずとコースが始まります。

〇食前の小さなお愉しみ
 ・小ぶりなグラスにあるのは、セロリのクリームとアオリ烏賊のタルタル
  とても軽い口当たりと香りです。
 ・プチシュー
  仔羊のリエットと黒柿の入ったプチシュー、いや珍しいものを喰ったという感想のみ。
  「黒実柿」という名前で知られています。一般市場ではあまり出回っておらず、
  10月~11月ごろにまれに道の駅などで見かけられる程度です。
  小ぶりで、果皮は黒色でツヤがあるのが特徴です。果肉の色は一般的な柿と同じオレンジ色
  で、味は完熟すると糖度が高く甘みを感じられます。

〇前菜
  福井の鯖、オレンジジュースと酒粕のコーンフイ
  酒粕とヨーグルトのクリーム、金柑と洋ねぎのドレッシング
  何が何やらわからん状態で食べました。
  きっと旨い鯖なのにいろいろやり過ぎです。

〇能登
  七尾の真鯛のムニエル 紅ズワイガニのリゾット
  バターと白ワインのソース
  鯛の皮だけが別にカリカリにして添えてあり、身の柔らかさと好対照。
  紅ズワイガニの微かな香りが後から沸き立つのはお見事。

〇イベリコ豚のロースト
  牛蒡・人参・菜の花…等が添えられて赤ワインのソースで仕上げ
  豚肉がこれまでにない柔らかさ、しっとり加減にびっくりしました。

〇パン

〇デザート
  ピスタチオのアイス・オレンジのケーキ・苺・ブルーベリー
  チョコレートソース
  各々のパーツが個性を主張しながらも口の中に消えてゆく不思議さ、わかります?

全体に素晴らしいお料理ですが、あえて言うとやり過ぎ感が否めません。

さすがにこの日は妻も昼飲み、清酒万歳楽の梅酒ロック・スパークリングロゼ・白・赤ワイン。
妻はピクリともしませんでしたが、僕は心地よく酔いました。
お陰で僕はひがし茶屋街の散策は途中でギブアップ、
風情ある長椅子に座り込んで街の雰囲気のみ愉しみました。

次の遠征にはズワイガニと卯辰山工芸工房を狙います。
                             哲