220223ゆた坊1
220223ゆた坊2
220223ゆた坊3
220223ゆた坊4
まだコロナが第3波だった20年の11月ころ「三密」を避けながら「ゆた坊」に
行ったことがあります。ひっそりとした処にある小さな、賑やかな店です。
18:00前の一番のりです。以前は満員でしたが、後日に絵を送ったこともあり
名前を憶えてくれてました。そして最初のビールをサービスしてくれました。
今までに無い嬉しい出来事です。
いつものようにお好みでオーダーしてゆきます。

○突出し
 鶏の炊いたん:腿肉のブツ切りを甘めに煮たもの。
 突出しにしては立派な量です。出足にしてはやや甘いかな。

○せせりポン酢和え (400円)
 サッと炙ったせせりのほど良い脂の香り。水菜がサッパリさせてくれます。

○里芋のポテサラ (380円)
 特有の粘りけがポテサラのイメージを変えてくれます。頼もしい量です。

○お刺身盛合わせ (1500円)
 腿タタキ・ズリ・ハツ・肝 それぞれ新鮮なお肉を「胡麻油+塩」「甘めの醤油」
 で頂きます。各パーツがお皿の上に笑顔のように配置されていると思いませんか。

○串焼き各種 (一本あたり150円~250円)
 ミンチ:そとカリッ、中フワッとのお約束通り。
 ズッキーニ:トッピングに岩ノリとクリームチーズのソースとピンクペッパー
       のオサレなやつ。
 手羽先:大将の秘技「骨抜き手羽先」。骨を抜き取ると皮・身・脂が実にいいバランス。
               絶品必食!
 ナンコツ:ポリポリ、コリコリ。
 皮:コラーゲン、コラーゲン。
 ズリ:ゴリゴリ、グイグイ。 みんな予定通りです。

○せせりの和茶漬け (650円)
 茶漬けと言っても白だし+味醂+酒の変化球。炙ったせせりの食感も鮮烈です。
 仕上げにチョビッと柑橘の香りがあれば850円でも文句なし。
 お漬物(蕪・赤カブ・水菜)付きです。

妻と一緒にこの店に寄る前にさるバーでシェリー酒×2・ラム酒・ジンで
しっかり下拵え済。
で、「ゆた坊」でビール2・ハイボール3・焼酎1の仕上げです。
腹一杯になりましたが文字にすると少なく感じます。気のせいか、歳のせいか。
これだけ飲んで喰って、なんと8200円! また来ます。
                           哲

【編集後記】
 まだまだ若い店の大将と話をしていると、昔は阪神御影で修業したとの事、
懐かしい店やオーナーの名前がぞくぞくとでてきます。
いまでもお客様として僕が在職中に行ってた店のシェフが来るそうな…。
と盛り上がったところでカウンターの端のお客さまが昔の某店のマダムと判明!
懐かしや…、とても賑やかな夜でした。「三密」忘れてごめんね。