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 引きこもりの反動か1月末から「有馬温泉」「鮨」「天婦羅」と調子にのって
今週はついに「ふぐ」です。お馴染みの「小さい店 良(よし)」です。
いつも食べてる大将の料理から判断して「ふぐ」も間違いないと思ったからです。
予約して1/29(土)の17:00に飛び込みました。
普通のお客さんの少ない内にと考えたからです。
あまり目立ちたくありません、なんせ「ふぐ」ですから。

コースで頼みました(@13000円):●印の絵はありません。
〇先付け
 ほんの一口ずつで、①煮しめ(海老・昆布巻き・棒鱈・セロリの葉) 
 ②イクラと鮭の親子漬け ③梅水晶 ③蛍烏賊お浸し ④黒豆と紅白チョロギ
 ⑤岩津葱とシジミの和え物 ⑥鯛刺身の柚子和え ⑦トマトのスダチ漬け
 まるでメリーゴーランドです。箸が目を回すし、舌が踊り出す、ウヒヒヒヒ。

〇ふぐ皮ポン酢和えとヒレ酒
 なんと厚みのある皮でしょう。グイグイ、プリプリと歯に挑んできます。
 この皮野郎負けへんぞ!です。
 (飲めない人向けの解説)ヒレ酒の味ですが昆布と鰹出汁を合わせ、
 一つまみの塩を入れ、炙った鰭の薫香を加えた熱燗を想像して下さい
 殆どアルコールは飛んでますから刺激のないコックリとした味わいです。
  でも酔います!
 
〇てっさ
 この一皿で一人前です、念の為。超薄引きではなく、普通の厚さです、念の為。
 活きが良いのでほど良い固さです。

〇ふぐ唐揚げ
 これもこの一皿で一人前です、念の為。骨にしがみついた身は厚みがあります。

〇てっちり
 親父自ら解剖学の教授です。かぶと割り・カマ・口先・中骨・身・皮
 遠近江(とおとうみ):皮の内側の膜。身皮の間の洒落。
 てっさ用の身の回りの固い部分の湯引き …等の8部位が盛られてます。

〇野菜
 先付け以外で初めて野菜登場、もう腹いっぱいやけど。
 白菜・春菊・水菜・生椎茸・人参・小芋・豆腐・餅・えのきだけ・白葱
 固いものは下茹でされています。

〇雑炊
 ほんまにもう食えんと思たけどここまで来たら。
 白菜・たくわん・梅干し、たくわんのポリポリ感が嬉しいです。

●青梅ゼリー・小粒蜜柑
 蜜柑は缶詰めではなく、小粒の房を丁寧に剥いた物です。

最初はビールで、次にひれ酒、追い酒・日本酒・ウイスキー…。
今日潰したふぐは1.5Kg位を一尾半ですと。
やっぱりふぐは三年に一度くらいがよろしいようです。
お陰さまで二人で31900円の満腹でした。正解です。
                     哲