7/28、梅雨の明け際、コロナの再激化の寸前
三宮にある「串かつ　石はら」に行きました。
ちょっと変わった店で…
・メニューは「おまかせの串かつセット（税別　6000円）のみ。
　品種は平素22～24種もあるけど、一品料理がない。お通しすらない。
　揚げ鍋の前にも係わらず油の匂いがしない
　シンプルなカウンターだけの店で潔さを感じます。　
　創作串かつはよほど味に自信があると見た。
　ソースは6種類（割り醤油・辛子ソース・甘めのウスター・藻塩・酢橘・レモン）
　衣は肌理細かいパン粉です。
　庶民派「二度漬け禁止」の店とは違ったハイソな串かつです。

さて怒涛の本日の22本がスタートします。
始まるとストップするまで止まりません。椀子そばみたいです。
ネタによって加熱時間を変えていて、白っぽく揚がったものもあります。
①のどぐろ：静かな幕開け　②蒸アワビに雲丹：いきなり剛速球　③鰆に柚子胡椒　
④北海道産ペコロス　⑤大貝：貝の旨味、ソースなしで　⑥黒毛和牛：期待通りのお仕事
⑦フォアグラ大根：大根は出汁で下茹で済　⑧マッシュルームと海老すり身
⑨サザエににんにくパセリソース：サザエの見事な柔らかさ　⑩エリンギ　
⑪トウモロコシ春巻き　⑫熊本産車海老　⑬剣先烏賊に雲丹とキャビア：贅沢の極み
⑭里芋にラクレットチーズ　⑮鮪に葉ワサビ　⑯スナップエンドウに明太子マヨ　
⑰インゲン豆とチーズ　⑱稚鮎：ほろ苦さが命　⑲鱧に茗荷、梅肉　
⑳ポーク巻きグリンアスパラ　㉑子持ち昆布　㉒桜餅：熱が加わり甘さ倍増

どれも仕込みで一工夫、トッピングに二工夫とまさに「創作」です。
⑱稚鮎あたりで「もういいか」でしたが、少しも胸焼けしません。
大将の「あと少しだけ…」に背を押され㉒桜餅まで完食しました。
お酒はビール2杯と焼酎4杯で、〆て17800円で、よしよし。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　哲

【編集後記】
先週は焼き鳥、今週は串かつと串が乱舞しています。
ここのところずっと家内の先導です。
僕はもう新しい店を見つける能力を失ったみたい。
馴染みの各店から暑中見舞も良く貰いますが数が多すぎてカバーしきれません。
コロナはかなり長引きそうです。せっせと近場を回ります。