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しばらくの間、和食が続きましたのでカトラリーが使いたくなりました。
家内にその旨を伝えると「軽く焼鳥なら」、で阪急夙川まで来ました。
ここも家内の食覚が見つけたカウンター10席程の小さなお店です。
焼鳥屋には珍しく、親父は真っ白なコック服です。
聞けば昔ステーキハウスで修業していたそうです。

初めてなので、焼きとりコース(税別 3500円)を頼みました。
串と小皿の10種と〆の食事です。
ここの焼き場の網は普通と違って手前と奥とが25mmほど高低差があります。
奥が高く傾斜があり、遠火になってます。なるほど、なるほど。

さて、スタートです。
先ず突出し:鱧の湯引き 
①ハート塩 ②ねぎ身タレ 
③レバータレ:家内はレバーが苦手ですが、ここのは平気です。
       焼き加減はモロゾフのプリンみたいです。
④皮塩 ⑤ささ身青紫蘇巻き梅肉 ⑥砂ずり塩

中休みのサラダが出ます。一見普通ですが山芋の角切りが隠れています。
⑦ねっくタレ ⑧肉巻きおくら スライスオニオン
⑨肉巻きエノキ茸 おろしポン酢
⑩つくねタレ:重量感ある一本ですがしっとりとした焼き上がり。

ここまでがコースのアイテムです。追加で…
⑪軟骨塩:そうそう、このコリコリ感、楽しいな。 
⑫ウズラの玉子タレ:茹でた玉子を焼いてますが、中はトロリと絶妙です。
⑬ささ身海苔巻き山葵

この後は〆の食事です。
・ガーリックライス:ニンニク・玉ねぎ・青紫蘇ふんだんの軽いチャーハン。
  付け合せの中でも「烏賊の塩から」「カレー風味セロリのピクルス」が秀逸。
・焼きおにぎりの鶏スープ 香の物:もう腹いっぱいと思ってましたが、サラサラと。
ビール2杯、ハイボール、焼酎2杯、赤ワインで〆て13630円。上出来!
以上、家内にとっての「軽く焼鳥なら」でした。
帰りは少し寄り道徒歩5分。カッコいい大人のシェリーバーでお勉強です。

                             哲
【編集後記】
シェリーバーでお勉強したこと。
*スペイン以外の国で樽から長い柄杓でシェリーを注ぎ入れるの見たことある?
 あれは樽の中に「バケツ」を仕掛けた「見せ物」です。
 実際のシェリーは樽ごと輸出されることは禁じられているそうです。
*スペイン以外の国では「シェリー」と呼べません。コニャックやシャンペンと同じ
 ように産地名称が守られているんです。
*日本で作られている「シェリー」に相当するものは「赤玉ポートワイン」だそうです。