202011鮨割烹汐1
202011鮨割烹汐2
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家内のお薦めの西宮北口「鮨割烹 汐」に行ってきました。
ここは家内は数回目で、その都度「ええ店や~」と言ってましたので、
やっと所用のついでに連れて行ってもらいました。
北口の賑やかさからチョット東に外れたところにある、私の好みに合う雰囲気のお店です。
「おまかせ」は握りメインとアテメインがあり、前者のコースを頼みました。
(お一人税別8000円)です。

まず最初のアテ二品は
①炙り〆鯖:炙ることで香と甘さがぐっと引き立つ驚愕の味、脂のり抜群。
②茶振りナマコ:「ナマコは固さが命」は間違い。口の中で捉えどころのない柔らかさ。
ここから握りの怒涛の攻撃開始、絵は出てきた順です、さあどうぞ!
③はりイカとバフンウニ(塩):いきなり雲丹か、よしよし。
④カワハギとポン酢ジュレ:続いてハゲの肝、この味を忘れてました。(絵も忘れました)
⑤天然本まぐろ赤身(醤油):身はしっかり、サクッとした歯触り。
⑥天然本まぐろ中トロ(醤油):お約束通りの口どけ、飯粒のほどけ方も上々。
⑦ノド黒(塩):意外と粘りのある肉質、ほーぉ。
⑧サヨリと青じそ(醤油):魚の形を思わせる切り身の鋭さがいいね。
⑨寒ブリ腹身(醤油):包丁目の入れ方で口当たりは全然違います。
⑩静岡金目鯛(醤油):さっと炙ると皮の香りが一層クッキリと。
⑪淡路ひらめに芽ねぎ(ポン酢ジュレ):芽ねぎの香りが鮮やかに走り抜けます。
⑫太刀魚(塩):今回で一番穏やかで静かな味わい。意図的ですなぁ。
⑬松葉ガニ 身とみそ:身の甘さ、蟹みその味の香り良さ。
⑭ふぐ白子炙り:口に含むと、これやこれ、これやがな。(丸いのはバーナーの炎の跡です)
⑮小丼:大き目のぐい飲みを丼に見立て、いくら・うに・鱈白子炙り。贅沢実感。
⑯蒸しアナゴ(ツメ醤油):形が悪いのは柔らかな証拠、フカフカ。
⑰トロたく巻き:3個も食えんと思たけど…。
⑱玉子:出汁巻きの角切り、蒸器で保温、さすがです。
⑲赤だし(あさり):絵はお汁粉に見えません?
⑳デザート:手造り羊羹、半透明のグラデーション。あっさりがぴったり。

どれも切り身を飯に載せただけでない、江戸前の一仕事が加わったものです。
特に寿司の香を大切にしてある点に感動しました。新しい水平線を見たような。
久しぶりに腹いっぱい、ビールと地酒2合、二人で約22000円。
     
握り寿司は意外と描くのが難しかったです。
醤油を塗ったところとか白身の色とか… 
                       哲