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いよいよ二日目のランチです。
場所は2016年のサミットの会場となった「志摩観光ホテル」の
メインダイニング「ラ・メール ザ クラシック」です。
10名以上のグループランチ 10,300円(税・サ込)をいただきます。
残念ながらこのコースには鮑が入っていません。
30年前に関西支店勤務の時の慰安旅行で食べた記憶はあります。

少し遅い昼食となったせいか、英虞湾が見渡せるいい席に案内されました。
6人掛けの丸テーブルに家内と二人です。向かい合ってたら恥ずかしかったやろな。

①アミューズ ブーシェ
 ローストビーフにはピクルスが合せてあります。
 スライスされたピクルスは隠し味のようにビーフを引き立ててくれます。

②海の幸 伊勢エビのコンソメジュレとともに
 見事に透き通ったコンソメジュレは海老と貝柱のムース、ブロッコリー
 を包み込んでいます。雑味のない誠に潔癖なジュレです。

③伊勢海老クリームスープ
 表面は生クリームを流し焼き目をつけてあります。
「熱いぞ」と慎重に口に運んだとたん、溺れるかと思うほどの伊勢海老の香り!
 息つく暇なく2杯目、3杯目とスプーンが止まりません。
 今でもあの濃厚さは口に甦ります。

③白身魚のポアレ ヴェルモットソース伊勢沢庵風味
 なんと仏料理で沢庵と出会うとは!鯛の柔らかな身に沢庵のポリポリ感が
 とても楽しい一皿です。後で聞けば女性シェフとのこと、大胆な組合せに
 敬意をはらいます。

④牛フィレ肉ステーキ  三重県産キノコのソース
 ややしっかり目に火の通った肉は、ソースをたっぷり身にまとうことで
 更に深い味となっています。茸は地味ですが名脇役です。

⑤デザート 
 「みかん尽くしです」とサーブしてくれましたがほんまに全部蜜柑でした。
 上から順に「蜜柑煎餅(パリパリ)」「みかんのソルベ(冷たーい)」
 「みかんのムース(溶ける口さわり)」「みかんジュレ(ツルン!)」
 「みかん果肉(本来の味)」…こうやって5の食感を一度に味わうのも
  なかなか楽しい趣向です。

⑥コーヒーと小菓子
 穏やかなコーヒーです。プチフールはクッキーかと思えば、白いのは
 マシマロでした、最後まで驚きをもって楽しませてくれました。

出発までの少しの時間、館内の画廊やサミットランチのセッティングを楽しめました。
これから大阪までの約4時間、「和田金」「ラ メール」をしっかり反芻しながら帰ります。
つぎは何処?何時?母ちゃんよろしく頼んます。
                       哲