




おはようございます。
本日はひょんなことから『不労所得』を得ましたので、
自宅に近い『欧風料理 シェ ヤマト』に行ってきました。
ここは40年以上のキャリアを持つ実力店です。
いつもの散歩道にあり評判も知ってましたが、
何となく遠ざかって見てました。そこを『不労所得』が背中を押してくれました。
初老のシェフとマダム、若い兄ちゃんがいるドラマの舞台みたいな店です。
家具はスペイン製のもので統一され、
食器も飾ってある絵もシックなものばかりです。
『不労所得』なのでシェフのお奨めコース(税別8500円と10000円)を頼みました。
メインがお肉か鮑の差です。(8500円は肉)
先ずは前菜3皿
●鰹のたたき
いつもの食べてる物とは、はっきり味が違います。
コレ見よがしの鰹臭が無く滑らかです。ドレッシングの酸味も素敵です。
●ヤリイカのオイスターソースソテー
子持ちのヤリイカを丸ごとつかっています。
ワタの苦味が舌の根元で愉しめます。
●ハマグリのマヨネーズ焼
マヨネーズを飾り、焼き上げた単純な前菜ですが、
肉の間から出る旨汁がマヨネーズを凌ぐ味です。
●パン、バター
隣の神戸屋で80%焼いた特注品のバゲットとのこと、
仕上げは店内。も少し表面をパリッと焦がしておくれ。
●パンプキンスープ
浅い色の仕上がりで今までで一番軽やかな南瓜の味わいです。
●仔牛ヒレ肉のカツレツ
焼き上げたタイプです。優しい衣がデミグラスソースを吸って
仔牛もさぞ喜んでいるでしょう。私も笑顔になりました。
●鮑のステーキ
蒸した鮑は当然この上なく柔らかで、バターの風味を纏うと
少女のように弾みます。も少し大きい鮑なら良かったのに…
●グリーンサラダ
ごく普通のサラダ、なんでメインのあとで出てくるの?
●デザートとコーヒー
洋梨のタルト:和三盆を使ったのかとても丸みある甘さです。
グレープフルーツとオレンジのゼリー寄せ:
流行の緩いジュレでなく形も味もはっきりとしたゼリーです。
ババロワ:久しぶりのババロワ、これもきりっとカッコいい男前です。
コーヒー:素敵なカップです。裏を見ましたが字が小さくて読めません。
読めてもたぶん知らないメーカーでしょう。頭文字はMでした。
メニューは古典的なもので、目新しい品はありませんが、堅実に仕上げられています。
調度品も『バロッサ バレンティ』で贅沢な物ばかりです。
私達はこの日最初の客で、テンポよく料理が進みましたが、
ハイペース気味でワインを一杯だけしか楽しめず残念。
ビールは錫製のグラスで中が見えなくて、一口分残してたのに下げられ無念。
二人で〆て26000円弱、サービス料も付いてますが雰囲気料でしょう。
ちょっと高いです、けど『不労所得』やから許す。
この界隈の落ち着いたご年輩向けのお店のようです。
向かいにはレクサスの販売店もあります、ついでに一台どう?
哲
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