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おはようございます。
 
お彼岸が過ぎてから急に寒くなりました。
厚めのセーターを着込み
朝の散歩はサボってます。
焼酎のお湯割りも今夜が最後やろか。
 
今回のお店は3/初旬に新規開店の「天ぷら 波多野」です。
ここは有馬道の中ほどのコンビニの近くにあります。
天ぷら専門店でカウンター9席ほどの板前天ぷらです。
コースのみで天丼、盛合せなどは扱わず
お昼は2800円からと強気です。
 
夜のコースより紫陽花(税別5000円)を頼みました。
●先付け、サラダ
 蕪のすり流し :チョコンと酢橘、底には生うに。
           あえて地味な演出に抑えた品です。
 サラダ :昆布、マカダミアンナッツのドレッシングの変化球。
 
●天ぷらは次々と… (最後のかき揚げ含め12品)
 大将はホテル オークラ(山里)出身の本格派。
 ・車海老の頭のから揚げ2個
   続いて本体が2本  :OK、OK揚げたて二本の満足感。
 ・アオリイカ :分厚い身に歯が吸い込まれます。
 ・大黒シメジ :キノコそのままの滑らかな歯触り。
 ・太刀魚 :ホクホク、ほろほろ。
 ・そら豆 鹿児島産 :青い香りが「春やぁ~」です。
 ・ほたて貝柱 :特有の香りがワッときて、中心部はひっそりと生。
 ・蓮根 徳島産 :シャキシャキ感ご立派。
 ・穴子 :大きさを誇らず、質を驕らず。
 ・じゃが芋(インカの目覚め) :じゃが芋でないような甘さに目覚める。
 ・三度豆 :伸びやかにすくすく育った三姉妹。
 
●オプションで追加 (別料金)
 ・つぼみ菜 :微香と僅かな苦味はまさしく季語です。
 ・鯛の白子 :淡白、かつ濃密。
 ・竹の子 :今年の初物。舌に残るえぐ味も季語です。
 
●お食事として
 かき揚げの天茶か天丼 :さらさら派とどっしり派のイトコイ漫才や。
 
●水菓子は
 ほうじ茶アイス :穏やかな佳香は満腹感を鎮めてくれます。
 和三盆(おちょぼ) :特有のきめ細かい甘さ、久しぶり。
 
ビールで乾杯、日本酒2合、ハイボール3杯で二人〆て18250円。
天ぷらがこれほど繊細なニュアンスを持つことを再認識しました。
安くはありませんが値打ちはあります。
なんとか年に一度は訪問したい店です。
 
   有馬道はこういう店が増えつつあります。次は鰻か…
                                    哲