おはようございます。
3/05のイカナゴ解禁日にコープの初値は2980円/kでした。
あまりの高さに腰が抜けました。
3/07には今期の漁を終了したそうです。
自宅では炊かへんけどね。来年に期待です。
この「栄ゐ田 本山分店」は北野に本店があり、
本店はミシュランの一つ☆です。
この分店は以前から気になってましてようやく行って来ました。
カウンター10席ほどで大将と女性一人で切り盛りする
私の好きな雰囲気の店です。
本日のおまかせコース(税別5000円)をお願いしました。
①前菜盛り合せ
出汁巻き・むかごの塩蒸し・縮みほうれん草とかきえのきのお浸し
宮崎産金柑・つぼみ菜に神戸ポークの味噌・蒸鶏・〆鯖のスモーク・干し柿チーズ
どれがどれか分かりますか? これだけで軽い眩暈が。
②鶏出汁の茶碗蒸し
③お造り三種
千葉産超々初がつお・〆鯖焼造り・伝助穴子の炙り ポン酢とだし醤油で。
かつおは淡いピンクの乙女です。〆鯖はしっかり熟女、穴子は深窓の令嬢。
付け合せは茗荷、なま若布、ピリッとわさび菜。
④蕎麦入りの合鴨スープ
瞬間に酢橘の香り、少しの蕎麦とスープが舌を漱いでくれます。
⑤たたきの盛り合せ
丹波赤鶏肝刺身・同胸肉たたき・淡路赤鶏もも肉たたき
京都合鴨ロースたたき・大和牝牛とんび炙り だし醤油とごま油で。
どれも炙りたての切り立て、食べ頃の温度で供されます。
⑥生鱈白子ポン酢
白子がちょうど人肌の温かさ、含めばトロリと舌に甘えて「あーよしよし」と…
⑦焼きもの三種
坂越焼牡蠣・菜の花炭焼き・塩銀杏
牡蠣は身の水気をとってゆっくりと熱を通しています。
表面が乾き、少し焦げ目がつき、味が凝縮されてます。
殻ごとの焼牡蠣とはまったくの別物です。
菜の花は少し油が塗られてシャクシャクした仕上がりです。
⑧蛍烏賊の酢みそ掛け
⑨鶏飯 (茶漬け)
そのまま少し味わってから鶏のスープ掛けで〆ます。
意表を突くのはビリッとしたキムチ。
⑨デザート
・吟醸酒酒粕プリン
巧に酒粕の香りを抑え、のびやかなフルートの演奏のように仕上げてます。
・黒胡麻プリン
口に入れると胡麻がティンパニーの連打のように響きはじめる最強プリン。
ビール1本、日本酒3合、〆て17500円。
どの料理も材料と温度に神経の払われた見事なものでした。
次は串焼きを攻めてみます。
そうそう3/05に鶯の初鳴きを聞きました。
とても上手でした。 ホーホケキョ~ 哲
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