土日はひんやりしたけど
先週は蒸暑く、
梅雨がひたひたと近づいてきます。
今週あたりでエアコンのスイッチを
オンにしそうです。
三宮、元町の喧騒から離れた所に
「ペック」はあります。
2017年の1月末以来2度目です。
一見バーですが、カウンターだけのレストランです。
●ニース産オリーブ (税別600円)…※去年
しっかりした実の塩味は大古に祖先が海で暮らしていた頃
の潮気を思い出させます。
●バスク豚のサラミ (1400円)…※去年
サラミはかくあるべしと感じる噛み応え。
口の中でガシガシ、「コノヤロー!」の満足感です。
●キャロットラペ (600円)…前回の説明コピーそのまんま
思いがけない軽いキッスで始まりました。
カリカリとした食感に仕上げられたラペには
ほのかに柑橘系のドレッシングが。
ま~るい酸味、ほんのり甘み、
ぎこちなく歯が触れ合っていた頃のキッスを思い出します。
●サラダ シュークルート (1000円)
砕いた胡桃を、肉の味を含んだザワークラウトとあわせ
グリエーズチーズをふんだんに散らしてます。
名前を思い出せなかった名脇役、「左右田一平」みたいな
存在感です、知ってます?
●イベリコ豚のリエット(1400円)
びっしりと詰まったリエットは口に含むと、
豚肉の香りと油が低音で歌い始めます。
少ないように見えても4人でシェアして十分。
●パン
フランス製(冷凍直輸入)の一見普通のパン。
皮はバゲット、中はパンドミーで
カリッ、フワッ、モチッ、微に々にソルティー。
●岩手県産ほろほろ鶏のコンフィ(3000円)
ナイフを入れると、
パリッと張った皮に包まれた筋肉は見事に解けます。
鴨の油で長時間コンフィし、
さらにオーブンでじっくりと油を絞り落とします。
シェイプアップされた大腿筋の味やなぁ~。
和歌山のクラフトビール、スパークリングワイン、赤ワイン
計7杯で今回は14000円(※印は去年分、勘定に含まず)
それほど安い店ではありませんが、十分につり合いの取れたお値段です。
さり気なく凄い料理とワインが楽しめます。
何の飾りっ気もないかなり大人の店です。
けっしてオッサンだけで行かんように…
哲
*参考:腹ペコ通信 117号(2/19付)
*参考:腹ペコ通信 117号(2/19付)
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