180501ベック1
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180501ベック3
180501ベック4


土日はひんやりしたけど
先週は蒸暑く、
梅雨がひたひたと近づいてきます。
今週あたりでエアコンのスイッチを
オンにしそうです。
 
三宮、元町の喧騒から離れた所に
「ペック」はあります。
2017年の1月末以来2度目です。
一見バーですが、カウンターだけのレストランです。
 
●ニース産オリーブ (税別600円)…※去年
 しっかりした実の塩味は大古に祖先が海で暮らしていた頃
 の潮気を思い出させます。
 
●バスク豚のサラミ (1400円)…※去年
 サラミはかくあるべしと感じる噛み応え。
 口の中でガシガシ、「コノヤロー!」の満足感です。
 
●キャロットラペ (600円)…前回の説明コピーそのまんま
 思いがけない軽いキッスで始まりました。
 カリカリとした食感に仕上げられたラペには
 ほのかに柑橘系のドレッシングが。
 ま~るい酸味、ほんのり甘み、
 ぎこちなく歯が触れ合っていた頃のキッスを思い出します。
 
●サラダ シュークルート (1000円)
 砕いた胡桃を、肉の味を含んだザワークラウトとあわせ
 グリエーズチーズをふんだんに散らしてます。
 名前を思い出せなかった名脇役、「左右田一平」みたいな
 存在感です、知ってます?
 
●イベリコ豚のリエット(1400円)
 びっしりと詰まったリエットは口に含むと、
 豚肉の香りと油が低音で歌い始めます。
 少ないように見えても4人でシェアして十分。 
 
●パン
 フランス製(冷凍直輸入)の一見普通のパン。
 皮はバゲット、中はパンドミーで
 カリッ、フワッ、モチッ、微に々にソルティー。
 
●岩手県産ほろほろ鶏のコンフィ(3000円)
 ナイフを入れると、
 パリッと張った皮に包まれた筋肉は見事に解けます。
 鴨の油で長時間コンフィし、
 さらにオーブンでじっくりと油を絞り落とします。
 シェイプアップされた大腿筋の味やなぁ~。
 
和歌山のクラフトビール、スパークリングワイン、赤ワイン 
計7杯で今回は14000円(※印は去年分、勘定に含まず)
それほど安い店ではありませんが、十分につり合いの取れたお値段です。
さり気なく凄い料理とワインが楽しめます。
何の飾りっ気もないかなり大人の店です。
 
けっしてオッサンだけで行かんように…


 
*参考:腹ペコ通信 117号(2/19付)