神戸発 腹ペコ通信

神戸を中心に、血糖値と財布の許す限り食べ散らかした日々。ほぼ日曜の朝発行。

2023年12月

  11/03 蒲郡クラシックホテルの2日目です。気候がおかしくなって今日も夏日のようです。 さて朝食をいただきにメインダイニングに向います。宿泊客は我々のツアーだけのようで極少数です。
朝は三河湾と目の前の竹島が見渡せていい雰囲気です。
僕は洋風のセット、妻は和風の定食を選びました。

〇洋朝食
231103蒲郡CH朝食1

 トマトジュース・パン(トースト・蜜柑のロールパン・シナモンデニッシュ)にバターとジャムが添えてあります。
 最初の皿はサラダ・ヨーグルト・フルーツ(キウィ・蜜柑・巨峰)で新鮮な彩りです。
 次はオムレツ・ベーコン・温野菜(蕪・トマト・南瓜)でやさしい温かさに癒されます。 味としては平均的なものですがいい景色を見ながらの朝食は満足できるものです。
 仕上げはコーヒーです。小瓶のジャムは妻が持ち去りました。

〇和定食
231103蒲郡CH朝食2
 洋と違って実に賑やかで活気ある定食です、このまま昼食で出されても文句なしでしょう。左上から焼き海苔・白身魚真丈・香の物・ご飯・お味噌汁。右上の枡には昆布煮・魚一夜干・出汁巻・山葵漬け・海苔佃煮・サラダ・煮〆・小芋・シラスです。妻はご飯を軽めですが三杯いただきました。

 昨夜のストレスの溜まるディナーよりはるかに満たされる朝食です。さあこれから腹ごなしに海岸まで散歩にでましょうか。11月初旬でも夏日の気配が濃厚ですが途中の道の駅ではクリスマスソングが…。
 この後は伊良湖港から伊勢湾フェリーで鳥羽へ、近鉄鳥羽からは特急「しまかぜ」で難波へ、乗り換えると御影です。
返す返すもホテルにバーが無かったのが悔やまれます。
も一つ妻に真珠を買ってあげるのを忘れた事も…。
                              哲
【編集後記】
 今回の旅行は近鉄特急の「ひのとり」「しまかぜ」のプレミアムシート乗車が主たる目的でした。総皮張りでマッサージ付きのリクライニングシート、見晴らしの良いハイデッカー車。 妻はどうやら「乗鉄」のようで瀬戸内、能登でも楽しんでいます。禁酒中の妻は「飲鉄」に興味が無いようですが、禁酒が解けるとどないなるやろ、楽しみです。
*12/31(日)の腹ペコ通信は翌日の新春特別号に振り替えさせて頂きます。
 どうぞ良いお年をお迎えください。

11/2(木)、久々に神戸を離れ、なんと蒲郡に来ました。三河湾に面した蒲郡クラシックホテルです。 由緒あるホテルらしく小ぶりながら城郭風の外観で内部は洗練された装飾が施されています。
今回は12名のツアーで近鉄の特急「ひのとり」と「しまかぜ」に乗るのが目的です。
さてディナーとなりメインダイニングに行きました。さすが豪華ですが平日なのでお客さんは 我々グループと他に少しの一般客だけです。 18:00の夕食開始とはツアーやからしょうが無いか、家より早いぞ。

フレンチのフルコース(10000円)のようです。
①オードブル
231102蒲郡CH1
 ・アミューズは鱧と舞茸のマリネはほんの一口なので残念。
 ・オードブルは鹿肉と名古屋コーチンのテリーヌ
  折角の鹿もコーチンもテリーヌになると僕には区別がつかん。

〇白隠元豆のスープとパン
 ・実に濃厚なスープです。パンはバゲット・南瓜・胚芽ロール。

②魚料理:白身魚と赤座海老のエチュベ(蒸し煮) アーリオオーリオ風
231102蒲郡CH2.
 ・殻付きの赤座海老は身が少なくて食べにくく、指を使おうとしたがフィンガーボウル
  がないので諦めた。
 ・魚は目鯛でこれも二口で終わり。何処がアーリオオーリオ風なんや。

*氷菓:蒲郡ミカンのシャーベット…すっきりとした甘さ

②肉料理:国産牛フィレ肉のカツレツ マッシュルームソース
231102蒲郡CH3
 ・魚料理の怒りを宥める柔らかさ、肉汁を身に留める火の具合(揚げ焼き)。
 さすがホテル名物。 但しマッシュルームの味は感じなかったけど。

③デザートとコーヒー
231102蒲郡CH4
 ・抹茶のテリーヌの優しい渋さに脱帽。バニラアイス他苺・キーウィ・ブルーベリー・       オレンジ…は切って並べただけ、無くても良かったくらい。
 ・コーヒーは器の絵が見事でした、最初のサービスプレートの絵も良かったよ。

 お酒は僕だけ赤・白・オリジナル日本酒で4600円の追加支払い。
何とこのホテルにはバーがない!有名なクラシックホテルやのに!無茶苦茶腹が立った!このホテルにはもう来ません!
                        
   哲

 10/28は久々の夜、「ふ志多」を訪問。予約の際に若女将より「今夜は団体さんの予約もありますのでお早めに…」とのアドバイスを貰いました。開店直後でしたがすでに2組あり。「はよ注文せんとえらい目にあうぞ」とばかり幾つか注文しました。僕はビール、断酒中の妻はノンアルビールです。

〇酒盗のポテサラ・炒り銀杏(絵は割愛)
 ポテサラの真ん中に酒盗が鎮座して、少しずつ混ぜてゆくと潮の味が緩やかに広がります。
 初物の銀杏は熱く炒られ、添えてある焼き塩を付けて食べると「秋やなぁ~」です。

〇松茸の土瓶蒸し
231028ふ志多1
 これも初物、松茸のお出まし。土瓶の中は他に鱧・銀杏・三つ葉・紅葉麩等で大賑わい。
 松茸だけでも良かったのに…。まあこれで今シーズン終了やろな。

〇和牛の炭焼き
231028ふ志多2
 今夜はタンはさけて牛肉のみ。見事な「さし」の入ったロースをひたすら大事に焼き上げます。
 合い間ににんにくや南瓜・ピーマン・シメジ…。この店のポン酢がまた旨い!

回りを見渡すと注文の嵐、それに立ち向かう若女将の固めの笑顔、大将は厨房で気配を殺して黙々と。妻と僕は雰囲気を読み取って早々に退散…。そういえば給料日後の金曜日、花金という言葉を思い出しました、なつかしいなぁ。殆ど飲まずで切り上げて5900円と安く上がりました。次はゆっくり来ますので。
                      
                             哲

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