神戸発 腹ペコ通信

神戸を中心に、血糖値と財布の許す限り食べ散らかした日々。ほぼ日曜の朝発行。

2023年11月

 10/24(火)は7回目のワクチン接種です。午後2時40分の予約でしたので予てからネットで噂の「Felice (フェリーチェ)」を訪問しました。湊川トンネルの西出口側で最も繁華な処から少し外れた所にある可愛い店です。午後1時頃の訪問でしたので先客は一組だけでした。ランチは3種のパスタから僕は「小柱と青梗菜のトマト」妻は「合いびきミンチと南瓜のラグー」のデザート付きセット(共に1780円)です。どれどれと期待がふくらみます。

前菜盛合わせ
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ビアソーセイジとサラダ・牛すじと茄子のラグークラッカー添え・ソーセイジと薩摩芋のアラビアータ・ピクルスが可愛らしく盛付けられています。4種類とも平均点の仕上がりです。

フォカッチャとスープ
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 野菜を刻んだスープは穏やかな味です。フォカッチャにはオリーブオイルが添えてあり、このオイルに少し塩味が効いていたのには驚きました、こんなのは初めての出会いです。

〇パスタ
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「小柱と青梗菜のトマト」は+300円でクリーム仕立てに変更しましたがトマトのままの方が味の個性が残ったようです。

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「合いびきミンチと南瓜のラグー」は煮込み感が少し足らない感じでアッサリと仕上がってます。

コーヒーとティラミス
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今までで一番ソフトな舌触り、滑らかなティラミスです。エスプレッソがあればよかったのに。

2023年5月にオープンしたばかりの新店舗、周りは居酒屋カラオケ中華…とイタリアンは突出した立地です。僕の感想としては昼メニューは穏やかな印象です。夜のメニューは魅力的な料理が沢山ありワインも安い設定ですので是非夜に訪問したい店です。最後に一つ、背が高くハンサムなシェフにお願いです。厨房内ではバンダナかキャップを被りましょう(元食品会社在籍の者として気になります)

                              哲
 *次週の腹ペコ通信は年賀状制作のためお休みさせていただきます。あしからず…。
                   

 胃袋が完全復帰した10/21は六甲アイランドの美術館で妻の友人が刺し子の個展を開きましたのでそれを見に行きました。個展が目的か「日々家」が目的か、とにかく昼食をこの店で取りました。ネット上で評判の和・中華の店で、開店前には10名ほどが並んでいます。 数多くの定食が中心で僕は「紋甲イカ天と春巻き」(1350円)を、妻は「水餃子セット」(1400円)を注文しました。

〇紋甲イカ天と春巻きの定食
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この店の特徴は定食の小鉢が16品から3品選べる事です。
 僕は白ネギ搾菜・砂ずりセロリ・蒸し鶏胡瓜を選びました。その中でも砂ずりセロリはスッキリした香気と砂ずりの筋肉感の対比が見事。主菜のザクリ、アチチの春巻きは具材がみっしりでボリュウム満点です。それからイカ天も分厚く、「なんでも食える」喜びを再認識しました。味噌汁・ご飯付です。

〇水餃子セット
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餃子は10個も並び、大根餅・春巻き・ご飯もついて炭水化物祭りです。スープは玉子スープでした。
 水餃子を口に含むと、厚めの皮はモッチリで具材とのバランスがベストです。春巻きも餃子も口内調理で仕上げる見本のような逸品でした。
                           
〇和定食の選べる小鉢16品種は、これです。
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左下より時計回りに蓮根きんぴら・ひじき煮・砂ずりとセロリ・蒸し鶏胡瓜・厚揚げ青菜・じゃこ獅子唐・薩摩芋煮・かぶ甘酢・焼き豚胡瓜ピリ辛・豆苗ナムル・搾菜・茄子とパプリカ炒め・竹輪と軟骨揚げ・玉子焼き・ゴーヤとソーセージ炒め・南瓜サラダで、どれも脇役におさまらない名優ぞろい。絵で分かりますか。
要予約のメニュー「日々家御膳」はひょっとしてオールスター総出演か!

どちらも満足のお料理でしたが折角ここまで味を高めているのにデザートが無いのに未練が残る。ひょっとして僕の見落としか…。デザートなしでも二人で2750円は割得価格です。
スタッフは近所の女性だけなので「夜」の営業をなさってないのが残念! また来ます。
                         哲

 術後の解禁宣言を二日後に控えた10/14(土)はランチを「ビストロ ヒマワリ」にしました。ちょっと脂分が気になるけれど「慣らし運転」のつもりです。この店は筋金入りのオーガニックですので脂も体に悪いものは使って無いやろと踏んだからです。

〇本日のランチ(@2000円 メインは肉か魚か選びます)
サラダ:農家さんからの野菜料理の盛合せ
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グリーンサラダ・ひよこ豆・蓮根ビネガー・オクラトマト煮・冬瓜トマト煮、冬瓜は最初は何か分かりませんでした。家ではおつゆにしか使いませんので。

本日のスープとパン:バターナッツパンプキン
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いつもこの店のスープには感心させられます。濃く甘なのに切れ味のよい仕上がりです。

メインディッシュ:魚は泉南からのスズキのソテー
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珍しい四角豆、成る程切り口が四角や。飾りはケッパー・シメジ・トマトです。程良いバターの風味は久しぶり。

肉はスペイン産ガリシア豚のロースステーキ
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アプリコットソースにジャガイモ添え。牛ステーキは解禁後最初に狙ってましたが、        豚でも良しとしよう。

〇デザートとコーヒー(セットで@900円)
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コーヒーも3週間ぶり、香るなぁ~。
薩摩芋のケーキ(チョコチップ入り)・バニラアイスと食用ほおずき。
  ほおずきは甘さのない葡萄のような味です。
タルトタタン
  濃い飴色に焼けたリンゴの甘さはバニラアイスとよく馴染みます。

妻と二人で5800円、もちろんまだ酒はなしです。和食が続いた後なのでどれも香が魅力的なものでした。これでワインがあれば卒倒してたかも知れません。いつも穏やかな味わい、ご馳走様でした。
                             哲
【編集後記】 10/16の診察で食餌療法は解除となりました。早速その夕食にはカツカレーを食べました。 翌日の昼は天かす入りの鮭茶漬け、夜は秋刀魚の塩焼きと烏賊の塩辛です。焼酎もついてます。今から頬が緩みます、フッフッフッ…。

 食餌療法中は蕎麦が続きましたので10/12の夜はうどんにしました。この「い蔵」は
讃岐と違って比較的柔らかな関西風です。胃壁にも優しい筈です。久々の夜の外食ですが
まだまだ禁酒は守っています。あと三日もすれば解禁の筈ですが…。
妻は「根菜かき揚げぶっかけ(温)」(935円)を、僕は「牛すき月見ぶっかけ(温)」(968円)と「とろろ飯」(385円)を頼みました。

〇根菜かき揚げぶっかけ(温)
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 薩摩芋・人参・南瓜・玉葱のオーソドックスなかき揚げです。お出汁は別添えなので、おろし大根と刻みねぎがフレッシュ感を強調します。牛蒡が混ざってれば完璧やったのにね。

〇牛すき月見ぶっかけ(温)ととろろ飯
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 やや濃い目の甘辛つゆで味付されていますが玉葱にはシャキシャキ感が残っています。何口目かにとろろ飯を食べると口の中がヒンヤリとリセットされます。でもあと三口位残して甘辛つゆを掛けると山芋の香りを楽しめました。

酒を飲まんと安く上がりますが、素気のないもんです。解禁となったら何から食おうかと嬉しく悩んでます。
                                                                                         哲

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