神戸発 腹ペコ通信

神戸を中心に、血糖値と財布の許す限り食べ散らかした日々。ほぼ日曜の朝発行。

2018年06月

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夏至が過ぎました。
これから日がどんどん短くなります。
毎年そんなことないと感じているんですが。
 
今までに何回もご紹介の
JR六甲道の「ビストロ ヒマワリ」です。
梅雨入り直前の晴れた日6/04に突然訪問しました。
ランチは日替わり1300円(税別)で
デザート、飲物セットは500円で追加可です。
 
●グリーンサラダと小さな前菜
 前菜はスナップ豌豆とトマト、生ハムです。
 オリーブオイルと塩胡椒だけのシンプルさ。
 生ハムは隠し味で名脇役。
●じゃが芋とえんどう豆のポタージュ
 この店でもう何十回とスープを飲んでますが、同じ味に出会ったことが
 ありません。凄いことですよ!
●メイン(どちらか選択)
 ①淡路のさごしのソテー トマトソース
   ふっくらとソテーされたさごしは、噛むと
   キュッと締まる特有の肉質です。
   酸味のあるソースが新鮮です。
 ②仏産BBCポークのソテー レンズ豆添え
   しっかりした肉質はさぞ元気なポークだったのでしょう。
   レンズ豆が可愛らしくじゃれついています。
●デザート
 蜂蜜のババロアと河内晩柑のジュレ
  晩柑のさのうがプチプチと弾け、微かな苦さと
  蜂蜜の濃厚さが攻めてくる。
  糖尿であることを忘れさせるほど官能的です。
●オーガニック アッサムティー
 久しぶりにティーコージーに抱かれた紅茶をストレイナーを使って
 楽しみました。
 濃い目の水色と薫りは、まさに完成された女性を想わせます。 
 
歳とるとガツガツとはまいりません。
静かに、ゆったりと時間を楽しむ。
そんなジジイとババアになりたいもんです。
 

 
今回は全部鉛筆で下書きしてみました。
どうでしょう、ぼけてますか。

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先週の水曜日に今年初めての鱧を食べました。
スーパーのモンでしたが
たっぷりの玉ネギと鱧鍋にしたら以外と旨かったです。
 
5/27に新しいガールフレンド「幸乃」ちゃんに会いに
静岡まで遠征しました。
今日は彼女の「お喰い初め」です。
若夫婦が老舗「浮月楼」に招待してくれました。
徳川慶喜公屋敷跡だそうで、駅前とは思えぬ風情でした。
 
お料理は「皐月 特選四季懐石」です。
30畳ほどの由緒ありそうな貸切の広間に7名です。
●八寸
 海老山椒焼、太刀魚八幡巻き、抹茶松風、枝豆、
 酒盗もずくあえ花山椒、抹茶豆腐玉味噌
  どれも丁寧な仕事で、過剰な飾りもなく
  落着いた幕開けです。
  黒漆の折敷に「やるなっ!」の気配を感じます。
●お椀
 しらすつみれ 酢橘、おぼろ昆布 茶素麺
  お膳に出されたときの温度が絶妙。
  熱々ですが、つっと口に含めます。
  料理の温度に初めて感心しました。
●お造り
 鮪 白身 あしらい
  こんなにきめ細かい赤身に驚いた。
●煮物
 茄子、湯葉鳴門巻、菖蒲麩、しし唐
  どれも控え目な味付けです。
●強肴
 ふじの国豚八丁味噌煮慶喜公好み 味噌だれ
  味噌角煮ですが濃い色から想像できないアッサリ味。
  慶喜さんはこんな人でしたか…
●揚げ物
 湯葉茶巾揚げ、そら豆はさみ上げ、しし唐、抹茶塩
  中身はどちらも練り物ですが、湯葉の方はブリッとした
  感触に『ホ~ッ』
●茶飯
 茶碗の蓋にはくっきりと葵の紋所が…
●あわせ味噌仕立て
●季節の甘味
 抹茶ムースの上にわらび餅と粒餡玉
  わらび餅は危うい弾力、侮るなかれ。
 
料理は味だけでなく器、お庭、…の総合芸術と再認識した次第です。
お店のおもてなしにも一際感心しました。
徳川さんも地味なとこがあんねんや…
若夫婦よありがとう! ごちそうさんでした。
 
幸乃ちゃん、また遊ぼうね… 



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蒸暑くなり、食欲が落ちてませんか?
お酢がおいしく感じる時期です。
茗荷の酢漬け、酢だこ、意外と酢豚も…
 
4~5月にはランチを色々楽しみました。
そのうちの3軒続けてご案内します。
 
①5/09に三宮ハンズ西からセンタープラザ西館に移転した
 「遊水」にランチ訪問してきました。
 旧店と変わって、カウンターだけ9席の少し窮屈なお店です。
 ●遊水麺 (税込み880円)
  タレは黒酢と自家製ラー油のややピリ辛、
  中には蒸し鶏とパクチー、白胡麻がたっぷり。
  麺は中太縮麺に胡瓜、落花生、モヤシを絡めたもので
  口の中で不思議な調和を愉しめます。。
  上のトマトは切っただけでなく何か一手間かけてありました。
  このトマトが冷たくてぴり辛を手なずけています。 
 ●坦々麺 (税込み800円)
  濃厚な胡麻ラーメンで細麺です。
  ピーナツバターが隠し味となって、単純な辛さに
  柔らかさを持たせています。
  気がつけばスープを全部飲み干すとこでした。
 
 直接的な旨さは勿論で、夕食前にまた食べたくなる
 今までにない印象の麺です。
 ディナーは単品も前店のようにやってます。
 ここでさっと腹拵え、それからバーへ…
 がこれからの道順になりそうです。
 
 
②5/20は東灘警察署の向かいに出来た「菜萌(なもえ)食堂」です。
 3~4種類の定食と喫茶を息子さんと母上でやってます。
 夜も同じメニューで、酒を楽しむ雰囲気ではありません。
 絵に力がはいりませんでした、ごめんなさい。
 ●メバルの唐揚げ香味あんかけ(税別1000円)
  痩せたメバルの唐揚げにがっかり。
  豆ご飯はぱさついてがっかり。
  小鉢のタコ酢はお酢が効いてなくてがっかり。
  蜆汁はおいしかったけど。
 ●おからコロッケとなすのフライ(税別1000円)
  おからの味よりジャガ芋の味が印象的です。
  なすはフライより素揚げの方が見栄えがいいのに。
 
 次に私がこの店に来るのはいつでしょう。
 
 
③家内のリクエストで、住吉駅南すぐの「Tori喰(とりっく)」にしました。 
 明石のブランド鶏「淡路元気どり」を使ったカウンターだけの店です。
 ●淡路元気鳥こだわりの親子丼 (税込み1000円)
  腿肉を一度炭火で焼いてから玉子と出汁にあわせています。
  生から煮てないのでフレッシュな鶏肉の味がします。
  皮の焦げ目に香ばしさも感じます。
  味付けは少し濃い目ですが、くどくはありません。
  鶏スープ、唐揚げ、小鉢つき。
 ●特選日替わり定食(税込み1000円)
  メインは胸肉のたたきでした。
  目の前で鶏肉を炭火で炙り仕上げます。
  少し温かさの残る胸肉は弾力があり
  ご飯のおかずより、酒の肴の一品です。
  小鉢はポテトサラダ、木綿豆腐の煮物、胡瓜浅漬け。
  唐揚げはカリット熱々。どれも上々…
 
 住吉近辺に焼き鳥屋さんが増えました。拮抗し合ってます。
 この店の夜も楽しみです。
 
土曜日に初めて暑さに眩暈を感じました。



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6/02に天満橋まで落語(春風亭一の輔)を聞きに行きました。
やっぱり超売れっ子だけに凄いのなんの…
 
阪急御影駅前にイタリアンを発見。
去年3月にオープンしたらしいんですが
気がつきませんでした。
「Bacharach(バカラック)」 という店で、ケルンの隣にあります。
早速、ランチに行ってきました。
5/05の地車(だんじり)の日です。
11:30オープンですぐ席は埋まって行きます。
 
●バカラックランチ (税別1500円)
 サラダ、前菜、スープ、パン、
 パスタか鶏肉ソテー、デザートのセットです。
「前菜」
  人参サラダ、ポテトサラダ、ブロッコリー、
  ほうれん草のキッシュ、茄子とかぼちゃの赤ワイン煮です。
  すべて冷製で、冷蔵庫から出たばっかりの冷たさが残念。
  私ら開店一番の客やったからね。
「小柱とブロッコリーのオイルパスタ」をチョイス
  久しぶりのアンチョビの香りが官能的。
  スパゲッティはキリッとしたアルデンテ。
「スープはビシソワーズ、パンはフォカッチャとバゲット」
  パンには自家製のガーリックバターが添えられて好印象。
「デザート」
  自家製のココアのスポンジにキャラメルムースと
  バニラアイス
 
●ハンバーグランチ (1000円)…10食/日
 サラダ、パン付き。
 焦げ目をつけ、オーブンで時間をかけ焼かれた本格派。
 上品にふっくらと仕上がってます。
 デミグラスソースと半熟玉子がリッチに肉片を迎えます。
 付け合せはニンニクの香りのブロッコリーとフィットチーネ。
 玉子が目玉焼でなく茹で卵だったのにも感激。
 
夜のメニューも色々あり、ケーキもテイクアウトあり…
売りの一品は太麺のミートソースらしく…
 
まことに興味深い店です。
阪急御影は少し熱くなってきました。

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