神戸発 腹ペコ通信

神戸を中心に、血糖値と財布の許す限り食べ散らかした日々。ほぼ日曜の朝発行。

 はい、お待たせしました。ちょうどお肉が焼き上がりました。菊正宗の極上特別醸造もキリッと冷えてます。ワインより旨いです、お肉にも合いますから、ささ、ご遠慮なくグビリと!

⑥和牛ステーキ
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・肉の焼き加減もさることながら、添えられたスナップ豌豆、南瓜、オレンジトマト、パイナップルの手の凝りように拍手!敷いてあるのは小松菜でソースを絡ませパクリッ。

⑦桜鯛大葉揚げ 梅肉ソース
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・揚げられた鯛にアチッ、大葉も梅肉のソースも優しく、すすってしまいました。

⑧土鍋ご飯の食事一式
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・お決まりのご飯に若芽・豆腐の味噌汁、沢庵・胡瓜・梅干し…。今までの料理はこの一式うまさの為に、美味しく仕組まれてます。

⑨デザート
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・涼し気な器にイチゴ・葡萄・青梅シロップ煮・オレンジが競いあってます。特にオレンジは皮空くり抜かれ香が一段と。上の飾りは小松菜の茎の細工ですって。

此処まで順調に満腹至福、妻も調子よくビール・冷酒・ハイボールとすっかり昼酒呑みになりました。
おッと忘れたらあかん…。
⑩お持ち帰りに「鯖松前棒寿司1本」(セール価格3000円)
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・竹の皮に包まれた鯖寿司10切れは晩飯にペロリ、寒鯖の方が身も厚く脂も乗ってたかも。でも米のおいしさと調和してましたよ。

本日のランチは実に充実したものでした、妻も元に戻ったような昼呑みで少し怖いです。お昼の通常のお客さんも次々と繁盛しています、が、久しぶりに大将と女将さんと話が出来ました。これからも旨いもんをお願いします。来年は21周年記念セールを内緒でやりませんか?楽しみにしています。
                    ご馳走さんでした。   哲 

 初夏の兆しが濃厚になった4/18は「小さい店 良」の開業20周年記念を祝ってランチにやって来ました。すごくお得なおまかせコースが用意されているとの噂に釣られました。謝恩価格は@5000円です。何回かお店は訪問してますので大将の実力からしてこのコースに期待が膨らみます。
では、ぼちぼち開幕です。今週も前半後半の2部制です。

①前菜
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・上中央は「高野山宿坊直伝胡麻豆腐」でねっとりとした風味を山葵がきりっと引き締めます。
・右は新玉葱のレモン漬けで新鮮なシャキシャキ感を楽しめます。
・左は丁寧に皮を取った翡翠茄子とトマトで、落ち着いた色合いです。

②桜鱒吸物
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・一見普通の吸い物ですが、チョイ厚めの人参には見事な飾り包丁が入り、菜の花、竹の子、葉山椒で春が演出されています。桜鱒はほんのりピンクで柔らかく、表面には旨味の脂が浮いてます。

③蓮根饅頭とアオサ海苔餡
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・見た目よりザクザク感の残った蓮根がポイントやね。油感はなく少し濃い目のアオサ餡との調和が見事。散らしたぶぶあられがカワユイ。

④桜鯛と蛍烏賊のお造り
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・桜鯛の皮目の一切れは湯引きされ、蛍烏賊もぷっくり湯通しされてます。富山産でしょうか今季で一番立派な蛍烏賊です。飾りの菊の花びら、きゅうり、人参、にも溜息がでます。醤油と酢味噌添え。

⑤出汁巻き玉子
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・ホット一息つける出汁巻きです。太いはじかみ、大根おろし、で小休止。

はい、ここまでが前半です。名残惜しいですね!さいなら、さいなら…。
来週はステーキからですよ、お楽しみに。お腹空かしてお待ちください、すぐですから。

                              哲

 桜満開の4/07(月)のランチに「ビストロ ヒマワリ」にやってきました。振り返れば腹ペコ通信500号以来、約1年ぶりです。ここのところ暫く和食が続いて、ナイフとフォークが恋しくなったからです。すっかりお馴染みとなった料理ですが本日はステーキランチ(3300円)とお昼のコースA(4000円)をいただきます。コースAには「ピカタ」が組まれていて初めての出会いです。
共通している部分とそうでない部分を分けて描いています。

○ステーキランチ(3300円)
・前菜
自家製のパン人参のスープが順にでます。
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前菜は「赤大根のサラダ」「ジャガイモのサラダ」「白隠元豆のトマト煮」「小蕪の煮込み」「グリーンサラダ」が少しずつ。意外と手が掛かっています。人参のスープは本来の甘さに驚きます。この店で多くの種類のスープに出会いましたが、ガッカリしたことは皆無です。

・ニュージーランド産自然牧草牛のヘレステーキ 赤ワインソース
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あっさりとした「草食系」の牛肉です。それを濃厚なソースが補い、いい塩梅に仕上がっています。添えてあるのは大根のソテーです。

○お昼のコースA (4000円)
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・これには左上の「パテドカンパーニュ」が加わります。前菜とスープは同じです。 メインは「秋川牧園無投薬の鶏胸肉のピカタ」です。見た目は派手ではありませんが、しっかりと玉子の味が胸肉と相まってしっとり落ち着いた印象です。

○デザートとコーヒのセット(900円):コーヒーの絵は割愛
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・妻は「苺のシュークリーム」、僕は「タルトタタン アイス添え」にしました。
タルトタタンは初めてです。最初は甘めですがリンゴの酸味がしっかり追っかけてきます。
アイスは和三盆でしょうか、ごく僅かに生成色です。キウイの飾りがお似合いです。

ここの所、体調がすぐれなかった妻も今日は快調でビールと白ワインを頂き「カーッ 昼酒は旨いね!」と宣っていました。僕はビールだけです。訪問回数が減りましたが、いつ来てもゆったりと安心できる大好きなお店です。
                           哲
【編集後記】
初めて住吉で開店した頃は影も形もなかった息子さんが今春には大卒で就職ですって。
そう言えば当方も当時は長男長女が大学生やった、それが二人とも40超えたもんなあ。「ビストロ ヒマワリ」は僕の食遍歴で最古のお店と申せましょう。

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