神戸発 腹ペコ通信

神戸を中心に、血糖値と財布の許す限り食べ散らかした日々。ほぼ日曜の朝発行。

 6/08(日)の夜は珍しく長男と二人で「和尚」です。妻は朝から奈良まで国宝展に行ってます。一人飲みが寂しいので息子を誘いました。これと言って話はないので品書きからポツポツと頼んで行きます、その中から幾つかを描きました。絵は太字です。

・突出し:胡麻豆腐におかひじき
・桃太郎トマトに山芋(400円)
○和牛タタキ(1800円):実に柔らかい肉、トップリとポン酢に浸してパクリです。
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○鱧の焼霜造り(1800円):今シーズンの初物です。梅肉のほうがキリッとしてます。

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鰻の白焼き(?円):皮も身もカリッと焼き上がり山葵とベストマッチ。丹波赤鶏塩焼き(1500円):柚子胡椒が全体を引き締める、いいねぇ~。
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水茄子サラダ(600円):包丁で切ってあったのがチト残念。鰹醬油はグッド。 
・炭火焼き(皮・ハツ・厚揚げ):想定通りの旨さです。

ビール・日本酒・角ハイボールと話が弾むことなく静かに時が過ぎました。まあ妻と飲む時もこんなもんでしょう。でも独りでなくて良かった。今夜は〆て15550円、まあこんなもんか。
                           哲

 5/30(金)の夜は在職中の同僚と2年振りに「メゾン ド レキュ」を訪問しました。この店の素敵なカウンターを思い出して友人を案内した次第です。それと若いマダムの素敵なターバン姿も。歌手のMISIAを思い浮かべます、この夜はターバンしてなかったけど。料理はコースのみでおまかせの@9000円、ワインもペースに合わせておまかせにしました。若いシェフが素材や調理方について丁寧に説明してくれましたがワイン一杯毎に記憶が溶けて行きましたので、コメントは食べた時の印象のみになりました。

○ジオファームのマッシュルームポタージュ
           
新玉葱のブリュレとダージェールのリエット 
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・岩手八幡平ジオファームの馬厩糞を活用したマッシュルームを使ったポタージュです。驚くべき濃厚な風味が拡がります。
ブリュレは熱いもんと思ってましたが冷製でした。豚肉の旨味ぎっしりのリエットはほんのりとチーズの香るシュー皮に詰まってます。

○明石浦鰆とハーブのサラダ仕立て
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は熱が通るとパサついた食感になり僕には苦手でしたが、こいつは吃驚するほどの弾力と瑞々しさがあります。飾られた周りのソースや野菜と混ぜて食べると楽しくなります。軽い燻製の低温調理とか。

自家製ブリュレ ハリイカとうすい豆のリゾット  
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・うすい豆の綺麗な緑色にハリイカの白さとお米粒が混ざった仕上げ。フランス式リゾットは米粒の形を残してるんだって。
焼き立てのパンが来ました。肌理が細かくフワフワです。

明石「つる一」の鮮魚(ガシラ)パイ包み
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・「つる一(いち)」は「明石抜群〆め」で有名。ガシラのパイ包みも初めてです。綺麗なパイ皮を遠慮なくバリバリと崩して食べます。ソースは何の味やったか、ワイン飲み過ぎかな?

⑥「サカエヤ」の佐助豚ロースト
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・「サカエヤ」は南草津の超有名精肉店。今日の豚肉には脂ッ気を感じずアッサリしています。何日間熟成させたかも聞いたのに忘れた。

3種のチーズ  デザート コーヒー
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・マダムが僕を見てニッコリ! グラスにワインがまだ残ってますからとチーズをおまけしてくれました。弓削牧場のカマンベール・スキクイーン(山羊のホエー)・ピラーノ デ  ブーファラ(伊 水牛のセミハード)です、ちゃんとメモを貰いました。
・凝ったグラスには苺のグラニテと蜂蜜のアイスが、白いガラス皿にはフルーツケーキと苺が。 蜂蜜のアイスが一際濃密でした。

最初はシードルで静かな幕開けでしたが、積もる話が多すぎて白、赤と杯を重ね、デザートを終えるとジン・ウイスキーに乗り換えてオッサン二人は大はしゃぎです。閉店が遅くなってごめんなさい。以前にも他店で11時頃まで盛り上がって反省したのに。これでも30000円でお釣りがチャリン…、ありがとうございました、とても勉強になりました。またMISIAさんに会いに来ますから、シェフにもね。

                               哲

 沖縄より早く梅雨入りとなった5/16(金)に3か月振りに東山商店街にやって来ました。前回は店休日だった「ミカヤ洋食堂」訪問のためです。この店はまだ開店1年余りの新顔です。ベテランと思しき女性2名が厨房もフロアも仕切るこじんまりとした店です。東山商店街は最近では洋食店も増え、激戦地となりました。2席のテーブルが4卓とカウンターが3席程のコンパクトさですが本通りより一筋離れていますので市場のざわめきは響きません。
さて、どれどれ…と。

○妻はミカヤセットB (1400円)
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・典型的な洋食屋さんんのセットです。ハンバーグ・チキンカツ・ロースハムにケチャップのパスタ・胡瓜・トマト・キャベツが一皿に。ソースはサラリとしたトマトよりの味です。

○僕はミカヤセットC (1400円)
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・Bセットのハンバーグが海老フライに変わったものです。オムライスか海老フライカレーにしようかと悩みましたがコレにしました。タップリのタルタルが嬉しいところです。両方共ご飯と味噌汁が付いてます。

 海老フライとチキンカツとでパン粉を変えているのでしょうか、海老フライの衣が上顎にチクチクしていたを覚えています。チキンカツは胸肉を叩いたのか柔らかく食べ易いです。両者とも忖度なしに評価すれば「普通」のおいしさです。まだまだ洋食の匂いが店に着いていません。噂では女性シェフは「洋食の赤ちゃん」で修業なさったとのこと。明るい店内、小さな4ツのテーブルに可愛い白いトルコ桔梗が飾られていたのが心に残ります。
                         哲                              【編集後記】
今回はいつもより驚異的に行列が少なかったから初めて焼きスルメの店「おかやん」で品(100g? 1000円)を買うことができました。家でつまむと「こんなもんか」でしたが4日目には癖になっていました。ちょうど無くなったころです。次回は2-3袋買っておこう! 

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